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Vol.0015■思わぬケンカ 2004年11月19日
おいらとアニキは仲がいい。家に四つ足がおいらたちしかいないし、生まれた時からずっと一緒だから当たり前かもしれない。だけど、たまにはケンカもする。だいたいは、おいらがアニキを怒らせてしまって、パンチやキックを喰らい、首筋に噛みつかれて押し倒され、アイツらがすっ飛んできて終わりになる。時々、アイツらが寝てる時で誰も来ないと、血がにじむようなことにもなる。そんな時はおいらも負けじと、アニキを引っかくのでお互い痛い目に遭う。でも、そんなのはほんのたまにあるだけだった。ところが、ニュージーランドのこの家に来てから、ちょっと話が違ってきた。

先日もケンカがあった。風が強かったけど暖かい夜で、おいらはアニキと一緒にソファーの端と端でクッションにもたれて寝ていた。だけどおいらとアニキはよくくっついて寝るので、なんの気なしにアニキの方に寄っていった。これがアニキの気に障ったらしい。いきなり「ギャォ〜」と怒られた。「しまった」と思って後ろに飛びのいたものの、アニキの怒りは収まらなかった。おいらがアニキの好きな左側を取ろうとしたとでも思ったらしい。 あっという間に取っ組み合いになり、2匹でソファーの上でくんずほぐれつ。

まだアイツらが起きてる時間だったので連れ合いが飛んできた。そして、おいらたちを見て唖然・・・。すぐにおいらを抱き上げ、身体をチェックしている。血が出てないか調べてるんだろう。おいらだってそうしたかったけど、抱かれてるから思うように動けない・・・。

すぐに連れ合いはアイツを呼びに行き、「すごいぞ、鳥でも絞めたみたいだ」と言いながら二人で走ってきた。今度はアイツがギョッとしている。ソファーの上には毛が散乱していた。「全部白い毛だからピッピがやられたんだろうね」と二人で話しながら、連れ合いがチャッチャを、アイツがおいらを抱き、「どうしたのいったい?仲良くしなきゃダメよ」と言う。でもこういう時、二人はどっちのことも怒らない。子どものケンカの時もそうだ。たいしたことじゃないと、わかってるみたいだ。

でも、「アニキと一緒に寝るのはな〜」と思っていたら、アイツが部屋に誘ってくれたので、アイツらのベッドで寝ることにした。そのうちアニキまでやってきた。このベッドで寝るのが好きじゃないのに、今夜はさすがに反省してんのかな? けっきょく、アニキとおいらがアイツの頭を両側から挟むようにして枕の上で眠り、2人と2匹がくっついて寝た。次の朝、全員寝不足だったのは言うまでもない。朝の散歩もそこそこに、けっきょくアニキとくっついていつも通り昼寝を始めた。(つづく)
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