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Vol.0019■思わぬ発見 2004年12月3日
誰にやられたか、言うつもりはない。アニキかあの「光る目」かのどっちかだけど、今となってはどっちでもいい。「外に出た瞬間、隣の黒いネコが裏の家に逃げ込んでく後ろ姿が見えたんだ。チャッチャはテラスの下のところにいて、追いかけてたのかどうかはわかんないなぁ」と、連れ合いが言ってる。アイツはおいらを抱いて座ってる。「やったのは隣のネコか?チャッチャか?」 二人はいろいろ話し合ってたものの、見てもないのでわかりっこない。そのうち、「どっちにしろ、かわいそうなのはピッピよ!」とアイツがいい、話は終わった。

今回のことで身にしみたのは、おいらはいつの間にかチビになってたってこと。おいらとアニキと「光る目」の中じゃ、おいらが一番小さい。ガンにかかる前はおいらの方がアニキより大きかったけど、あれから体重が3割近く落ちたままで、今ではアニキより1割は軽い。病気をするまではケンカとなっても、貫禄のあるアニキと互角だった。「光る目」はニュージーランドのネコだからアニキよりずっーとデカい。

体重が戻らない以上、庭を歩きまわるネコの中じゃおいらが一番チビだ。これは気をつけた方がいい。特にアニキがなにを考えてるのかわからない今、用心したに越したことはない。おいらは外に出られることの意味を改めて思った。最近アニキが変わったのも、外に出られるようになって縄張り意識が出てきたからかもしれない。もともと野良猫のおいらたち。ずっと忘れてたけど、そんな気持ちが出てきても不思議じゃない。アニキとは一心同体ってわけじゃないんだ。今になって、そんなことに気がついた。

生まれてから12年、いつも一緒にくっついてきた。でも、これからはちょっと違ってくるのかもしれない。交信しなくてもいいくらい気を許してた仲だけど、これからはちゃんと交信して、アニキの考えてることを知っとかないといけないんだろう。「光る目」とも話した方がいい。「外は外・・・」おいらは血のにおいが薄らぐまで鼻先の傷を舐め続けた。(つづく)
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