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Vol.0031■舐めネコ 2005年1月16日
ママのおっぱいの代わりに、アイツの耳たぶを吸うことで味をしめたおいらたち。でも、足に飛びかかったり、噛みついたりするとさんざん文句を言われた。アイツ相手に遊ぶのもなかなか難しい。それでもいろいろ試してみたくて仕方ない頃。いくら文句を言われても、そろ〜りそろ〜りと近づいていった。本当に好奇心ではち切れそうだった。

耳はおっぱいに近いかたちと柔らかさだったけど、ブラブラしてて吸いにくかった。本当はもっとしっかりしてるものが欲しかったんだ。他にないかあれこれ試した結果、とうとう耳の近くで別のものを見つけた!まぶただ。でもアイツが目を開けていると吸えないので、タイミングが大事だった。おっぱいにはぜんぜん似てないけど、耳よりは吸いやすかった。

問題もあった。あまりにも小さいこと。それから、ちょっとズレると妙な毛が生えてて、思いっきり吸えないこと。吸ってると疲れてくるので、自然にズレてくる。そうすると、すぐにまぶたから外れてしまい、がまんできなくなったアイツが目を開けて、お・し・ま・い。どうもうまくいかない。

アニキはしばらく吸ってたけど、おいらは早々にあきらめた。アイツはアニキを支えながら、片目でビデオを見てたりした。それなりにご苦労なことだ。おいらは他を当たり、とうとう見つけた! かたちもまあまあ、柔らかさもまあまあ、毛も生えてなくて、アイツも我慢できる場所を! 指だ。指先の腹の部分は丸くて柔らかかった。足の指も試してみたけど、手の方が何百倍も良かった。

アニキもまぶたから乗り換えて、2匹でチュパチュパやった。時々、疲れて寝入ってしまうほど吸った。そのうち吸うより舐める方が良くなり、おいらは去年の悪性リンパ腫発病で化学療法を受けるまで、10年以上もアイツの親指の付け根のふっくらしたところを舐め続けた。(つづく)
(↑発病発覚直前。寒くてこの通り)

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