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Vol.0039■アニキ、万事休すU 2005年2月11日
突然立ち上がれなくなり大声で鳴いていたアニキは、連れ合いにどこかへ連れて行かれた。獣医がいる病院へ行ったんだろう。しばらくすると、電話がかかってきた。アイツがちょっとしゃべり、すぐにおいらを探しにきた。「ピッピ、チャッチャ大丈夫みたいよ。ケットウチがうーんと下がってたんだって。ママたち糖尿病の注射打ちすぎちゃったみたい。良かった、怖い病気じゃなくて」と言った。ケットウチが上がればいいってことか? それなら早く帰ってこれるんだろうか?

すぐに子ども達も帰ってきて、家は賑やかになった。「えっ?チャッチャが?」とさっそく大騒ぎ。連れ合いも帰ってきたけど、アニキは帰ってこなかった。「1、2日は入院だってさ。ケットウチが元に戻ったらケツエキケンサでインシュリンの量をちゃんと確認しなきゃいけないらしい。検疫所を出てから、半年間獣医に行ってないって言ったらさんざん怒られたよ。」と言ってた。

おいらにはわかんない言葉がたくさんある。とにかくみんなの声の調子からみて、大変なことにはならなかったらしい。良かった。なんとなくアニキと交信もできるようになった。でも、すごく疲れて寝てるみたいだ。早く家に帰ってきたいだろう。それだけはよくわかる。獣医っていうところは必ずイヌがいるし、他の四つ足のにおいもプンプンして、それだけでも病気になっちゃいそうなくらい大変なとこなんだ。

おいらは少し寝た。いつも行かないランドリールームのキャビネットの中で寝た。あいつが見に来てドアをほとんど閉めていってくれたので、静かにぐっすり寝た。アニキの夢を見たけど、どんな夢だったかは覚えてない。夜もなんとなく元気が出なくて、パトロールもちょっと行ってすぐ帰ってきちまった。見かねてアイツが煮干をくれた。アイツらと寝たかったけど、ノミ騒動以来ベッドに来て欲しくないみたいだから、廊下にあるおいら専用の椅子で寝ることにする。どうしてるかな、アニキ。おいら1匹の夜が明けた。(つづく)

(←どうしてるかなー、アニキ)
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