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Vol.0050■おいらが話せる訳−ずっと前の二本足 2005年3月22日
話が飛んだな。元に戻そう。目も鼻も耳も悪くて交信もできない、信じがたいほど出来が悪いと思ってた二本足。そんなやつらに、からだだけで家に帰ってきたおいらが見えんのか? でも、その時アイツは、「ピッピ?」と頭の中で思ったんだぜ! 驚いた。「交信できんのか? 見えんのか?」と、おいらは思った。交信できるんだったら、それがすぐわかっただろう。でも、アイツには通じなかった。「なーんだ、廊下に西日が当たって光ってるだけね」と、勝手に思ってまたカタカタやりだした。

確かにおいらが座ってたとこは、反対側の開いたドアから陽が差してた。まだまだ寒い時期だったから、からだがなくても自然と暖かいところに座っちまう。ネコだからな。だからアイツが見た場所には、ほんとうにおいらがいたんだぜ! 驚いたよ。なんでわかったんだろう? しかも、ちゃんとおいらのことまで考えてたんだぜ!

でも、そこまでだった。「まさかね。ピッピはドリスのとこなのに・・・」と、アイツはどんどん二本足っぽく頭で考え出し、感じたことを忘れて交信できない方に行っちまった。これが二本足なんだ。感じることより考えることの方が大事だと思ってる。だから考えないおいらたち四つ足のことを、「なんにもわかんなくてかわいそう」なんて言う。自分がなんにもわかってないことに、ここまで気がつかないとなると、そりゃそれでいいのかな?

でも、ずっと前は二本足もちったぁ交信ができたのかもな。こんなにモノに囲まれる前、こんなにベラベラしゃべる前、もうちょっといろいろ感じられて、目も鼻も耳も、たぶん頭も、もっと良かった時があったんじゃないか? 今はどうしようもなくヘタだけど、前は交信だってできたのかもな。だから、アイツはおいらがいるのがちょっとわかったんじゃないか? なにかを思い出したのかもしれない。でも、ほんとうにちょっとだけ。だから交信するのはムリだけどな。こんなことがあって、おいらはアイツらを見る目を変えたんだ。

そうそう、今回でメルマガ50回なんだって? 50はいっぱいってことらしいな。始めた時は「ネコがメルマガぁ? 寝て喰って散歩して、他になーんにもすることもないのにメルマガぁ?」と笑ってた連れ合い。どうよ、ネコだって続くんだ。言っただろう? ネコはけっこう几帳面、やるとなったらやるって。それ以外のことはな〜んにもしないけどね。読んでくれてる二本足、ありがとニャン。話はまだまだ、続くぜ。(つづく)

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