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Vol.0065■おいらが話せる訳−挑戦 2005年5月15日
この間は、「"答えない"と"わからない"は違うんだ」って言ったけど、おいらも少しは考えた。せっかくアイツがおいらの"伝言"を受け取って、一瞬でも"対話"ができたんだ、これを1回だけのことにしちまうのは、あまりに惜しい。アイツは気づいた。交信とまではいかなくても、おいらがいろいろな信号を送ってるってことをよく知っといてもらった方がなにかといい。また妙な薬を飲まされたりしちゃ、たまんないしな。

おいらの交信を受け取れるかどうかはアイツ次第なので、おいらにできることは、そうはない。おいらたちは相手に通じようが通じまいが、いつもいろいろ交信してる。というか頭のスイッチをオンにしとくと、誰でもおいらの考えてることがわかるとでも言えばいいのかな?

もちろんスイッチをオフにしたり寝ちまえば、おいらの交信は受け取れない。二本足が好きなテレビみたいなもんさ。あの箱の中にはいろんな二本足が出てきてさんざんしゃべったり笑ったりしてるじゃないか。でもスイッチを切っちまうとなんにも見えない。あんなもんかな? 四つ足にはみんな誰でも見れるテレビがついてんだ。

交信がアイツ次第となると、おいらがどう思ってるかを知らせる方法を他に考えなくちゃいけない。しゃべらないで、「イエス」っていうのをどう伝えるかだ。おいらはある方法を思いついた。「こりゃ、いい」と自分ではスゴい方法を思いついたと思った。ところが、問題があった。アイツが気がつかない。なんて鈍いんだ! (→どうしてこうカリカリ、気がつかないかな〜カリカリ)

でも、おいらはひつこく続けた。アイツが気がつく方が、おいらがペラペラしゃべり出すよりも可能性があるからな。あれはおいらがガンを殺す薬の副作用ってやつに苦しんでた頃のことだ。なにも食べられないし、水さえ飲めなかったけど、意識はしっかりしてた。もう気持ちだけが勝手にどこかへ行くことはなくなってた。だから、一生懸命考えてサインを送ってるっていうのに、アイツは気がつかない。(つづく)
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