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Vol.0066■おいら絶不調パートV 2005年5月17日
オブリの一撃が、右耳の内側の柔らかいところに決まっちまった。あっという間に血が出てきて、どんどん耳の奥に流れてくる。おいら達の耳は二本足みたいに横に広がってんじゃなくて立ってるからて、耳は奥になればなるほど下になる。だから血が流れこんでくるんだ。

まいった。頭を傾けて足で掻くにも、痛くて触れない。もちろん耳だから舐めらんない。どれくらいの傷なのかさっぱりわかんない。とにかく熱くて痛くて、けっこう深い傷かもしれない。しばらく、いろいろ試してみたけどどうにもなんないので、家に帰った。 (あ〜~、痛くてかゆくて、たまんないよ〜→)

さっそくアイツがキッチンで待ち受けてた。「ピッピ、どこ行ってたの? 大丈夫?」とおいらを抱き上げ、チェックを始めた。いつも引っ掻き傷ができる頭やあごの下を調べてる。こんなに血のにおいがしてるのに、ぜんぜん気がつかない。ほんとうに二本足の鼻は悪い。

とうとうなにも見つけられず、ホッとしたらしい。とたんに、いつもの文句が始まった。「どうしてケンカなんかするの? オブリなんかほっときなさいよ。お隣まで怒ってたじゃない。人の家まで行ってケンカしないでよ・・」ほんとはまだまだ続くんだけど、以下省略。

おいらがケガしてるとアイツは優しくて文句も言わない。でも、ケガしてないとなると、さんざん文句を言う。ケンカがいい悪いよりも、ケンカして元気で帰ってくるのが気に入らないのか?

でも、今回の傷は相当深いぜ。アイツが気がついてないだけの話で。それで文句も言われてちゃ、世話ないよな。とにかくアイツのブツブツもボワ〜ンとして、いつもよりよく聞こえない。ネコの耳にも念仏だ。だんだん血が固まり始めてますます聞こえが悪くなってきた。(つづく)
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