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Vol.00083■二本足の箱 2005年7月15日
足の数が違うだけじゃなくて、四つ足と二本足はぜんぜん違う。四つ足は身ひとつでなーんにも持ってないのに、二本足は呆れるほどモノを持ってる。そんなにいろんなモノを持ってないと生きてけないなんて、「なっさけないヤツら!」と思うけど、クルマも家もテレビも服も、なんでもかんでも大事らしい。せっせと使って、洗ったり拭いたりしてるぜ。

その中でも、「なんでこんなものが?」と思うのがキッチンにある箱。どっちも白い箱だ。一つはデカくてドアが二つある、食べ物をしまっとく箱。中に入れると、なんでも冷たくなる。おいらの大事なアジもマグロの缶詰もみ〜んな冷たくなっちまう。冷たいよりあったかい方がウマいから、おいらはこの箱がヤなんだ。

「ニャー(冷たいよー)ニャー(ヤダよー)」 とアイツに文句言うと、5回に1回くらいは温めてくれる。あとの4回はそのまま冷たいのを置いてく。文句が通じてないのかって? 違うよ。めんどうくさいんだ。わかってても知らんぷりってわけさ。おいらはそれでも冷たいのを喰う。大食いだからね。

どうやってアイツが温めてるかっていうと、デカい箱から出したものを小さい箱に入れる。この箱、なにかを押すとウィーンという音がして、最後にチーンと鳴るんだ。出してみると、お〜や不思議。冷たいアジが温かくなって、湯気まで出てんだぜ!
 (冷たくても熱くても喰い続けるおいら。ネコがネコ舌なんてウソだぜ→)

おいらはいまだにわかんない。なんで焼いたアジをデカい箱で冷たくして、それをまた小さい箱で温めるんだ? 焼いたアジをそのまま出せば一番ウマいし、そんな箱もいらないのに! 

買い物から帰ってきて、いいにおいの魚があっても、アイツはすぐに箱にしまっちまう。出した時は入れる前ほどいいにおいじゃない。でも二本足はその方が好きらしい。どうせアイツらの鼻じゃ、においの違いなんてわかんないんだろうけど。それを焼いて温かくして食ってるぜ。もったいないよな、もっとウマいもん喰えよ。(つづく)

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