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Vol.00085■1年前 2005年7月24日
1年前のきょう、アイツらはニュージーランドに引っ越してきた。おいらはもちろん、そんなこたぁ覚えてなかった。四つ足に1年も2年もない。ちょっと前か、ずっと前か、○○に住んでたころか、子どものころか・・・それぐらいの区別しかない。二本足は時間にまで名前をつけてるんだからビックリだぜ。

でも、アイツらがやたらに「1年前、1年前」と言ってるので、おいらにもなんだかわかった。人まで呼んで、1年前がどうのこうのと嬉しそうにワインなんか飲んでるとこ見ると、1年は大事なんだろう。でも、おいらたちはアイツらとは一緒に来なかった。検査に引っかかって、獣医のドリスのところにしばらく預けられてたんだ。

最後にアイツが1人で会いに来た。「ピッピ、チャッチャ、一緒に行けなくてごめんね。ママたち先に行くけどがんばるのよ。検査に通って飛行機に乗ったらもうニュージーランドだから。そうしたらずぅーっと一緒で、もうどこにも行かないし、絶対に飛行機にも乗らないわ。だからお願い、がんばってね。2匹で元気に来てね。待ってるわよ」と言った。

ニュージーランドっていうとこに行くのは知ってたから、「ああ、アイツら行くのか」と思ったくらい。「ピッピ、がんばるのよ。しっかり自分で食べて、元気になって来るのよ」と言われても、デッカ〜イあくびが一つ出たくらい。そのころのおいらはすっかり自分で食べられるようになってた。
(←ドリスのとこにて)

「チャッチャ、ピッピはまだまだ病気だから面倒見てあげてね。」 アイツは今度はアニキに話かけてる。するとアニキはスタスタおいらのところに寄ってきて、おいらの目の上あたりを2、3回舐めた。アイツは大喜びで「チャッチャ〜、ママの言うことがわかるのね♪ ありがとう。ピッピを頼むわ」と言って、アニキをギューっと抱きしめた。なっ? アニキはやっぱり愛想がいいんだ。(つづく)

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