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Vol.00087■アニキの願い 2005年7月29日
「ニャー」(アレ)
キッチンにいるアイツの後でアニキが控えめに鳴いてる。
「あ〜ら、チャッチャ。どうしたの?まだお腹空いてるの?」
と言って、アイツはアニキをすぐそばの食べ物の前に置く。今喰ったばかりだからそんなに喰えないのに、愛想のいいアニキは2、3口食べてる。

「ニャー」(アレ、アレ)         (早く思い出してくれニャン→)
アニキはまた鳴く。
「あら〜?ご飯食べたでしょう?お水がないのかな?」
と言ってアイツはアニキを抱いておいらたちの水の置いてあるランドリールームに行く。
「お水たっぷりあるじゃない。トイレもきれいだし。」
という声がする。きっとアニキをそこに降ろし、愛想のいいアニキは水を飲んでんだろう。

「ニャー」(アレだってば)     (食べたらすぐ打つんじゃないの?→)
アニキはまたキッチンに戻ってきて鳴く。
「ご飯も食べたし、お水も飲んだし今度はなあに?そっか、お外に行きたいのね!」
と言ってアイツはドアを開ける。愛想のいいアニキは仕方ないので外に出て行く。でも要はないのですぐにドアの隙間から戻ってきた。
「あら?もう戻ってきちゃったの?雨上がりで濡れてるのがやなの?」  
とアイツがきいてる。もちろんアニキは答えない。四つ足だからね。

「ニャー」(アレだよ!)
アニキはまた鳴く。今度はちょっと強めだ。
「どうしたのかしら?お腹はいっぱい、トイレもきれい。外に行ってもすぐ戻ってきて。そうかコレねっ!」
と言って、アイツは抱いたアニキを降ろし両手で背中や首の周りをカリカリ掻いてる。これは気持ちいい!アニキは大人しく掻かれるに任せてる。その後、アイツは
「さぁ、もういいでしょう?今度はお昼寝してて。」
と言って、アニキをベッドの上に置いてきた。あったかいしお腹もいっぱいだし、愛想のいいアニキは仕方なく寝始めた。

アイツはコーヒーを飲みながら新聞を読み出した。おいらもついでに一眠り。しばらすると、
「きゃぁぁぁぁぁ、チャッチャの糖尿病の注射忘れてたぁ!!!!!」
と、アイツが叫んでドタバタやってる。だからアニキがずっと言ってたじゃないか。毎日のことなんだから、気づいてやれよな。(つづく)

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