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Vol.00089■ガンから5年 2005年8月5日
おいらの悪性リンパ腫というガンが消えて、5年経った。「5年?1年ちょっとじゃないの?」って言われるだろうな。でも、アイツに言わせると5年なんだと。「だってさ、ネコの1年はニンゲンの4年て言うから、1年3カ月でちょうど5年よ。おととしの4月の終わりに全快宣言したんだから、ネコの年でもう5年じゃない♪」

「ニンゲンだったら、ガンが消えて5年経ってもまだ消えたままだったら、完全に治ったってことになるでしょう? だからさぁ、ピッピも完治したのよ〜♪」 あ〜、面倒くさ。これって四つ足の病気を二本足の病気に当てはめて、二本足が治った時が四つ足の治った時ってことだろう? 四→二→二→四。なんで四→四じゃダメなんだ? どうしていちいち間に、二→二を入れなきゃいけないんだ?

でも、けっこう長い時間が経ったっていうのはホントだ。今でもガンがあるのかないのか、おいらにはわかんない。痛くも痒くも、においもしないからね。ただ首にデッカいのがあった時は邪魔だったな。息をするのにもだんだん苦しくなってきてた。だからちょっとだけ元気がなかったかもしれないけど、あとはいつもどおりだった。

今もいつもどおりさ。よく食べよく寝て、四つ足らしく暮らしてるよ。耳がまだちょっと痛痒いだけで、あとは元気さ。外の木で思い切り爪とぎしてるから、床の上を歩くとカチャカチャ音がするぜ。もう肉球の間にしまえないくらい立派な爪なんだ。いざとなったら本気で戦うからね。手入れは万全さ!     (ネコらし暮らしてるニャン→)

四つ足は希望とか夢なんて持たないもんだけど、おいらには一つだけ目標がある。それは「悪性リンパ種にかかったネコは治療が成功しても1年半後の生存率は10〜15%。生き残った以上、おいらは10〜15%に入って長生きするぞ〜!」ってこと。目標だなんて、二本足みたいだって? まぁ、こんなに長い間一緒にいるからね。アイツもちょっとは交信できるようになってるじゃないか。ちったぁ似てくんのかもよ。続きは1年半経ったら話すよ。(つづく)

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