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Vol.0058■夜明かし 2005年4月19日
まいったよ。最近、夜はすっかり寒いのに、外で夜明かししちまった。あぁ、寒かった。喉は渇くし、おなかは空くし、踏んだり蹴ったりってやつ。以来、ヘンな咳が出て、どうも調子が上がんない。ケンカもとんとごぶさただ。

なんでこんなことになったかというと、ちょうどアイツらが寝る時間においらはどうしても外に出たくなってニャーニャー鳴いた。アイツがドアを開けてくれたまではよかった。「大丈夫か?もう1時だぞ。放っておいたら朝まで外だぞ」と連れ合いが言ってたけど、アイツは眠くてボーっとしてたのか、「そうね〜」といいながらベッドに倒れていった。おいらはなんにも考えないで外へ。冷たい空気も最初は気持ちいい。用を足して気分もすっきり。「ちょっとその辺を見回るか」とトコトコ歩き始めた。

パトロールが終わって帰ってみると、ヤな予感。電気が消えてる! 玄関の隣がいつもアイツらのいる部屋なんだけど、そこが真っ暗。仕方ないのでキッチンへ行くと、もちろんこっちもシーンと静かで真っ暗だ。まさかと思いながらランドリールームのドアへ。もちろん真っ暗。「家に入れない」と思うと急に寒くなってきた。ほんとうにその夜は寒かったんだ。いつものように玄関のドアをカリカリしてみる。やっぱりシ―――ン。今度はニャーニャー鳴いてみる。それでもシ―――ン。

「ウソだろ? おーい、開けてくれよぉ。寒いよぉ」とニャーニャー鳴き続けた。その時、中でカタリと音がして誰かが起きてきた。「やった♪」と思ったけど、電気がつかない。ヘンだなと思ったら「ニャー」と一声。アニキだ。アニキじゃドアは開けられない。あぁ、困った。おいらはあっちをウロウロこっちをウロウロ、ドアをカリカリ、パソコンのある窓の下でニャーニャーといろいろやってみた。でもみんなムダだった。

最後はとうとう玄関マットの上に、これ以上小さくなれないくらい丸くなって寝た。寒かった。長い長い夜が明けてやっと朝になったけど、朝の方が夜より寒かったな。やっと連れ合いがドアを開けてくれた時には疲れ切ってた。以来、夜明かしはこりごりで電気が付いているうちに、呼ばれたら帰ることにしてる。咳も出て、なんだか冴えないしね。あぁ、おいらたちのドアがあったらなぁ。 (つづく)

 (→あ〜、寒かった。帰ってきてから思わずバッグの中でアンモナイト寝)

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