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Vol.0124■連れ合いの正体 2005年12月14日
「いったい、こいつはなんなんだ?」
ずっと思ってきたことがある。かれこれ13年間も。っていうか、二本足と暮らすようになってから、ずっとってことだけど。

アイツらと一緒だと、わけのわかんないことが毎日起きる。でも一番わかんないのが、こいつ―― 連れ合いだ。子どもは、「パパ」と呼んでる。どうも、「ママ」とセットらしい。でも、おいらには「パパ」はいない。生まれたときからいなかった。目を開けた瞬間に見えたのは、ママ。それからきょうだいたち。パパなんていなかった。
連れ合いは、子どもに掃除をさせたり、ボールを投げさせたり、走らせたりして、エラそうだ。子どもたちもなんとなく言うことを聞いてる。クルマが好きでよく出かける。走るのも好きで、毎朝ハーハー言いながら走り回って帰ってくる。

よく喰うけど、ご飯は作らない。おいらたちの水は替えるけど、トイレは替えない。アイツがいないとき、トイレが汚れてるとドアを開ける。
「外でして来い。」
ってことなんだろう。雨が降ってても・・・?

アニキが好きで、アニキにお遊戯させるのも連れ合いだけだ。おいらは愛想が悪いから好きじゃないみたいだ。
「目つきが悪いニャン、ピッピ」
「喰い過ぎだニャン、ピッピ」
と、いつも言ってる。

かと思えば、 「生きるんだ、ピッピ!」
とかも言う。
生きてるってば・・・。
(そんなに愛想悪いか?アニキ、足が首に入って苦しいよ〜→)

突然、
「天はネコの上にネコを造らず。ネコの下にもネコを造らず。
まっ、ネコはみんな平等ってことだね。」
と言い出すかと思えば、
「ネ〜コはコタツでぇ・・・♪」
と歌いだし、
「燃えちゃった」
と小さい声で言ったり。

なっ?よくわかんないよな。(つづく)

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